語彙・文法

陰キャ流英文法解説-五文型を学ぶ意味とは【いらない?意味ない?】

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今回は、イケイケ海外留学系英語学習者から


「こんなもんいらないんだよ!!!こんなことやってるから日本人は英語できねえんだよ!!!」と目の敵にされたり


「品詞と五文型が英語のすべての基本!!」と、おじさん予備校講師からは逆に崇められたりと


極端な扱いなことを受けることにある「五文型」について


シリーズ「陰キャ流英文法解説」として、俺がどう思ってるかを書いていきたいと思います。

ぼく

結論から言うと、「日本で英語を学ぶなら意味は大きいしちゃんとやっておいた方が絶対いい」です。

なぜそうなるかを次の段落から書いていきましょう。


五文型がホントに意味ないしいらない人もいる

五文型擁護派ですが、それはそれとして、「五文型がいらないし、学んでも意味ない人はいる」という前提は認めておきます。


どういう人かっていいますと


・英語に大量に触れることができる環境にいて


・「自然に」ルールに気づくのが得意な


人ですね。


これらの両方をある程度満たすか、どちらかが異様に恵まれていれば、五文型なんか意味ないでしょう。


要は、「ネイティブが言語を習得するのと同じ過程で英語を学ぶことができる才能と環境を持っている人」には、SとかCとか考えることは別にいらねえってことです。


我々日本語第一話者だって、日本語を習得するときに、連用形とか連体形とか、「は」を使うかとか「が」を使うかとか、1mmも意識してないじゃないですか。
つまりそういうことです。

ぼく

ちなみに、言語習得理論に関しては、以下の記事が詳しいです。気が向いたらこちらも読んでください。


五文型をやる意味

①:日本語と英語の構造の違いを気づかせる

では、才能にも環境にも恵まれていない私たちのような敗北者は、敗北者らしく、おとなしく文型をやっておくべきという話を始めるわけですが


まず大きな理由は、日本語と英語は構造が全く違うってことですね。


具体例からいきます。



私はペンを持っている。


ペンを私は持っている。


持っている、私はペンを。


ぼく

まあこれ、全部誤解なく意味は通じますよね。



じゃあ、これはどうですか?


I have a pen.


A pen has me.(?)


ぼく

はい、A pen has me.(ペンは私を持っている)なんて言い始めたら、明らかにヤベーやつですよね???



そうなんですよ、上の例を見ればわかる通り、日本語と英語はマジで致命的に構造が違う言語なんですよね。


どう違うかっていうと、日本語には「助詞(てにをは)」があり、それのおかげで語順が割と自由なんですが


英語には「助詞(てにをは)」がない代わりに、語順がガチガチに決まってきます。


さて、ここで、第三文型(SVO)を、以下のような形で導入してみましょう。教員時代の私の文型指導です。
(※あえて厳密性は捨ててます。叩かないでね。)


[ここから板書]


①I have a pen.
 S V   O
[私はペンを持っている。]

②A pen has me. (?)
 S  V  O

[ペンは私を持っている。](?)


S(主語)は、文中に最初に出てくる名詞で、文の主役である。
日本語でいうところの、助詞「は」「が」が付く。


・V(述語動詞)は、Sの動作や状態を表す。


・O(目的語)は、Vの対象を表す名詞である。
Vの直後に置かれ、日本語でいうところの、助詞「を」「に」が付く。


[ここまで板書]


...こういうのを


「じゃあ、②の文を見ていこうか。


A pen has me.


最初の名詞はa penだから、これがSってやつになって、僕らがどんなに嫌っていっても「は」が付くね。「ペンは...」


んで、have「持っている」はいいとして、その後ろのmeには、haveの目的語ってやつになってるから問答無用で「を」がつくと。「私を」


はい、和訳完成。「ペンは私を持っている。」


いや、ペンが私を持っているってやばいでしょ???


ト○ストーリー8あたりの展開かな???


文房具に自我が芽生えて、人間に大反乱を起こしてるのかな????」




...みたいなしょーもないトークとともに導入してくと


「日本語と英語は構造が違うんだ!!!!」



「語順によって、日本語で言うところの助詞ってやつが決まるんだ!!!」


と、それなりに理解してもらえます。

ここまで、納得いただけてるとして、見出しの文言に戻りましょう。

五文型をやる意味①:日本語と英語の構造の違いを気づかせるのに有能

はい、そういうことなんです。導入期の指導に、五文型ほど使いやすいモンはないです。


②:我々は事象に名を付けることによって思考しているのである

カッケーこと言ってますが、単純明快に説明します。


車に乗るために免許を取ろうとしているとします。運転席に座りました。以下のような説明を受けたとします。



「えー、これは、手で握って機械を操作させるものです。車においては、これを操作することによって、車輪の向きを決定するんですね。」

いやそれ、ハンドルって言えや!!!!



はい。こうなりますよね。


毎回毎回、「手で握って機械を操作させるもの。車においては、これを操作することによって、車輪の向きを決定する」なんて言われてたら日が暮れますし


実際に車に乗った時も、 「手で握って機械を操作させるもの。車においては、これを操作することによって、車輪の向きを決定する」 なんて認識をしていたら、思考スピードが無駄に遅くなって


最後に待っているのはこれだと思いませんか?


はい、英語も同じです。「haveの後に置いてあってhaveの対象を表す名詞」なんてイチイチちんたらやってないで


「haveの目的語(O)」とか、「この英文の構成はSVO」とかのように、ビシッとシンプルに認識した方が、文法説明は効率化しそうだし、自分で考えるときも、思考のスピード早くなりそうですよね。

そうなんですよ。「名付け」によって、説明も思考も高速化できる。

そのために、文型は有用なんですよ。


五文型を学ぶ意味とは【いらない?意味ない?】:まとめ

①導入期に「日英両言語の違いを気づかせるのに有能」


②名付けによる思考の高速化


→いらないなんてことも、意味ないなんてこともない。有能である。



(※ただし、才能 and/or 環境に超絶恵まれている人、除く)

ぼく

ちなみに、この記事を書く上において大いに参考にしたのが、「超英文解釈マニュアル」です。
神本なんでぜひ目を通してみてください。


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