みなさんはじめまして。
陰glish BLOGです。
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[スペック]
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・海外経験一切ゼロ。パスポート持ったこともない。
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今回は、前回記事のDUO3.0に引き続き、「ポレポレ英文読解プロセス50」を紹介していきたいと思います。
これも前回のDUO同様「俺の青春」な参考書ですからね。熱く語っていきますよ。
今から書いてもどうせ検索順位で大手ブログに勝てない超有名参考書レビュー、第二弾です!!!!俺が書きたいものがそれなんだからしょうがない!!!!
Contents
ポレポレ英文読解プロセス50レビュー①:どんな参考書?
まあ、こんなん今更俺が述べる必要もないでしょう。「英文解釈」の金字塔です。著者も超有名予備校講師(厳密には元超有名予備校講師なんですが)の西先生です。
ここ、もう終わらしてもいいですか?いいですね。以上です。
ポレポレ英文読解プロセス50レビュー②:使い方
とりあえずは英文解釈の参考書なんで、以下みたいな使い方になりますね。
①英文をコピーしたうえで、自分でSVOCや修飾被修飾関係を()や<>などで書き込む。
②訳出する。
③ ① ②が合っているかどうかを解答解説と照らし合わせて、間違っていたら、思考回路を修正する。
まあ、ここまでは普通じゃないですか。
「ホントにお前ポレポレが『俺の青春』なの???」
「ポレポレっていうネームバリューに乗ってブログ書いて拡散されたいだけだろこのクソ陰キャ」
みたいな声が聞こえてきますね。
俺の場合なんですが、④があるんですよ。
④全文マジで合計300回以上くらい音読して暗唱できるようにする&全文で西先生の解説が再現できるようになる。
そうなんすよ。①、②、③がだいたい大丈夫になったあたりで「1日1回ポレポレ全英文感謝の音読」(&ちょっとでも怪しいところは解説再確認)を入れていったんですよね。
その結果、入試本番までには、マジで全英文暗唱&全部解説できるようになったんですよ。
その結果、まあ、長文で困ること、なかったですよね。これはDUO3.0の時も書いた感覚なんですが「進研○ミ状態」でしたよ。具体的には、入試レベルであればほとんどの英文で「あ、これ、ポレポレで見たことがある!!!」って状態だったんですよね。
受験レベルであればほぼ無双でしたし、その後の英検1級やTOEIC900にも、ここで養った力はダイレクトに反映されていると、そう思います。
「俺の使い方」まとめ!
①英文をコピーしたうえで、自分でSVOCや修飾被修飾関係を()や<>などで書き込む。
②訳出する。
③ ① ②が合っているかどうかを解答解説と照らし合わせて、間違っていたら、思考回路を修正する。
④全文マジで合計300回以上くらい音読して暗唱できるようにする&全文で西先生の解説が再現できるようになる。
ポレポレ英文読解プロセス50レビュー③:んで、何がいいの?
じゃあ、良いトコロまとめ、行きましょう。
ポレポレ良いトコロ①:薄い。
いっちばん良いトコロは「物理的に薄い」ことですね。
参考書や学習書に対して持つべきマインドは、成果を得るのに十分な内容であるという前提は第一とするならば、「薄けりゃ薄いほどいい」です。
簡単な例えを入れると、「これ一冊で英検一級の英単語は粉砕できるよ!!!」と言われながらジーニアスの辞典をドン!!!!!と渡されたら萎えますよね??
そうなんですよ、分厚い参考書は
①挫折率大幅アップ!!!
②周回の手間大幅アップ!!!!
なんで、それだけでディスアド背負ってるんですよ。
上の2点を言い換えて、まとめにかかりましょう。ポレポレ、物理的にめっちゃ薄いです。
その薄さによって、挫折率が下がっていますし、さっき述べたような全文マジで300回音読して暗唱からの進研ゼミ状態に己を持っていくというムーブができるんですよね。
良いトコロ①
薄い→挫折しないしグルグル回せる→圧倒的定着!
ポレポレ良いトコロ②:「プロセス」に重きを置いている。
「読解プロセス50」と言っているだけあって、Resultじゃなくて、Processに重きを置いた解説が書かれています。
どういうことかっていうと
The woman I love is...
ってフレーズがまああるとしましょう。
これを前提に、以下の解説2つを比べてください。
解説①→The womanとIの間には、関係代名詞が省略されています。 The woman [I love] is...という形で、I loveがthe womanを後置修飾して、「私が愛している女性は...」という意味になります。
解説②→the womanという名詞の後に、I love...というSVが続いています。名詞 SV...という形なので、関係代名詞の省略かな、と思ったところで、loveの目的語が欠けていること、直後にisがあること(1つの節にはVはひとつ)より、そうと決定します。
①でも違和感なく読めるとは思うのですが、②は「思考過程(=プロセス)」について述べられており、「他の英文を読んだ時の再現性」が①と比べてレベチなの、わかりますよね。
そうなんすよ、これがまさにポレポレの解説の良いトコロで、終始②みたいなノリで書かれてるんですよ。
古典的な言い回しをすると、魚をくれるんじゃなくて、魚の釣り方を教えてくれる参考書ですね!
良いトコロ②
書名の通り「プロセス」が書かれている!
ポレポレ良いトコロ③:西先生による全動画解説!!!!
まあ、サムネ見りゃわかりますよね。
今までは解説が「ある程度できる人向け」に書かれていたんですが(著者の西先生がやらかして予備校辞めて暇になったおかげで)西先生による動画解説が全英文について、ポレポレをスタートできるラインが圧倒的に下がりました!!!
代ゼミや東進で一時代を築いた、ホントならウン万円払わないといけないと受けられなかった講義が、タダで受けられる。良い時代ですね。
良いトコロ③
圧倒的な量と質の動画解説!!!!
ポレポレ英文読解プロセス50レビュー④:悪いトコロ
まあぶっちゃけ、今まで問題だった悪いトコロ(※解説がレベル高い)は「動画解説見ろ」でほとんど解決するんですが、それでも気になるところはあるんで、書いときます。
ポレポレ悪いトコロ①:意訳がキツい
西先生本人曰く、「すばらしい訳出よりは、できるだけ受験生の答案に近い訳例をあげているつもり」らしんですが、そんなことねえです。
なんだこの訳???となることが多々あります。
(まあ、「構造を捉える(英文解釈の)」参考書だと割り切って、「英文和訳」の参考書ではないと考えれば、べつにいいっちゃいいんですが。。。)
ポレポレ悪いトコロ②:語注が無い
見出し通りです。語注がないんで、わかんねえ単語があると、いちいちそれを調べる必要性が出てきます。
調べりゃ済む話ですし、尖ってたころの西先生による思想(※「あくまで英文解釈の参考書だから」)に基づいて、「あえて」載せてないらしんですが、令和の時代だし、そろそろ載せてもいいんじゃないか??そう思います。
逆に言うと、動画解説がついた今、悪いトコロってこの2点くらいしかない気が...?
ポレポレ英文読解プロセス50レビュー⑤:まとめ
①使い方→普通に解釈の参考書として使った後、暗唱できるくらいまでやり込め!
そうすることによって「進研○ミ状態」をあなたに!
②良いトコロ→薄くてガン回しできる&プロセス重視の解説&動画解説
③悪いトコロ→「なんだこの訳???」&いちいち単語調べんのめんどい