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【レビュー】神本! 基本文法から学ぶ 英語リーディング教本 使い方【黄リー教】

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ぼく

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本日は、圧倒的な新刊(帯に「誰でも原書が読めるようになる究極の1冊」と書いてあるし、事実、そうだと思います)である


「基本文法から学ぶ 英語リーディング教本(黄色リー教)」について


①何が圧倒的なのか


②どう使うのか



(両論併記がモットーなので)欠点


について書いていきたいと思います。よろしくお願いします。

ぼく

神本なんだけど、でも、間違いなく使い手を選びますねこれは....

まずは背景

「基本文法から学ぶ 英語リーディング教本(黄リー教)」について語る前に


薬袋 善郎(みない よしろう)先生の英文解釈スタイルと、それに関しての私のお気持ち



をまとめておこうと思います。

薬袋 善郎(みない よしろう)先生の英文解釈スタイル&私のお気持ち


一言で言っちゃうと、F.o.R.(Frame of Reference)[=英文解釈に必要な英文法のいわば「一問一答」]という、独自の体系を元に、品詞と文型を徹底的に意識化させて、これ以上なく精密に英文を読み解く」って感じです。


ちょっと、劣化版ですが、軽くマネごとをしてみましょう。


The girl called Mary likes Tom.


①この英文のSは?
② ①と判断する理由は?
③calledの活用は?
④ ③と判断する理由は?
⑤called Maryの働きは?
⑥この英文のVは?
⑦likesの活用は?
⑧likesがV以外である可能性は?そう考える根拠は?
⑨likesが取る文型は?

(薬袋先生が書く本物は、もっと緻密に練られた問いになってますよ、これはあくまで真似事です。)


こんな感じです。


どうですか?これ見て、皆さんはどう思いますか?


Likeな人もDislikeな人も、どっちもいると思います。


それは各個人の信条によりますし、どちらでもいいと思います。


ただ、ここからは、あくまで僕個人の私見なのですが、英語ができない人って、この手の「品詞や文型に基づく思考」ってのが絶望的にできないパターンがほとんどな気がするんですよ。


たしかに、「英語センスがある人」は、 The girl called Mary likes Tom .を見たときに、当たり前のように The girl (called Mary) likes Tom.という形として考えることができるんですよね。ぶっちゃけると僕もそっち側の人間でした。


でも、「センスがない人」に先の英文を与えると、たとえ、「過去分詞の後置修飾」が既習であっても、その文法事項を使って考えるってことができないので


「『その少女・呼んだ・メアリー・好き・トム』...うーん....『その少女はメアリーを呼んでトムが好きだ???』」みたいな、「英単語の和訳をつなげて訳をでっちあげる」という読みを、平然とやってきます。。。


このような、「文法事項を習っても、それを実際の英文に使うことができないタイプの人々」にとって、まさにそこんトコロを徹底的に意識化して訓練する薬袋先生式の英文解釈は、今の時代でさえ、なお特効薬になりうると、僕は常々考えていました。


そんなことを考えている僕のもとに、ある日届いたのが、「基本文法から学ぶ 英語リーディング教本(黄リー教) 」販売の知らせだったんですよ。


この令和の時代に、まさか新刊が出るとは...そう思いつつも、即購入しました。


内容は、ハッキリ言って、予想以上でした。次の段落から書いていきましょう。

基本文法から学ぶ 英語リーディング教本(黄色リー教)のすごいトコロ

①前提学力が、ほぼ「ゼロ」

はい。見出しのとおりなんですが、どんな参考書にも問題集にも、「読み手に想定している学力」ってあると思うんですよね。


具体例を挙げると、東大英語の参考書を読むなら、東大受験者が当たり前に知っている事項は既知でなければいけないし


TOEIC800点を目指す参考書を読むなら、600~700点くらいの力がないといけないですよね。


特に、「英文解釈」の参考書は、「文法を使って英文を正確に読んでいく」という勉強だっていう都合上、前提となる学力が高いものになりがちでした。


基本文法から学ぶ 英語リーディング教本(黄色リー教)の話に戻りましょう。


基本文法から学ぶ 英語リーディング教本(黄色リー教) 本の前提学力は、「アルファベットと、小学生レベルの英単語」です。まじでそれだけです。


それさえ知ってれば、この一冊だけやり遂げれば、あとは語彙だけ何とかすれば、「ほとんどの英文は時間さえかければ読めるレベル」まで、読者を導いてくれます。

ぼく

はい。これが革命じゃなければ、何が革命なんだって話じゃないですか?


②圧倒的説明&理解できるまで読者を逃がさない構成

じゃあなんで、 『前提学力が「アルファベットと、小学生レベルの英単語」なんてことが可能になっているかなんですが


それは一言必要な文法事項には、すべて超激烈詳しい説明がくっついてるからです。


本当に「すべて」です。


・文とは何か


・aとは何か


・theとは何か


・I/my/me/mine


・etc...


このレベルだろうと、すべて、徹底的な説明がついています。



しかも、ただ詳しい説明がついているだけなら、読者には「読みとばす権利」があるので


その権利を行使して重要事項を無事に無視することにより、一冊読んでも何も身につけないという、離れ業を成し遂げることが可能なのですが


基本文法から学ぶ 英語リーディング教本(黄リー教)では


(再掲)
The girl called Mary likes Tom.


①この英文のSは?
② ①と判断する理由は?
③calledの活用は?
④ ③と判断する理由は?
⑤called Maryの働きは?
⑥この英文のVは?
⑦likesの活用は?
⑧likesがV以外である可能性は?そう考える根拠は?
⑨likesが取る文型は?


ほぼすべての文法事項に、以上のような圧倒的量の一問一答(再掲)を「質問」や「問題」として付けることにより、読者に、読み飛ばしも、理解しないまま先に進むことも、どちらも許さない構造になっています。。。!

ぼく

そしてそれが、「文以下のレベル」から、「原書レベル」まで、連続性をもって網羅されてるってわけです。
だからこそ、 基本文法から学ぶ 英語リーディング教本は、ホントに 「誰でも原書が読めるようになる究極の1冊」 となっていると思います。。。。!

基本文法から学ぶ 英語リーディング教本(黄色リー教)の 使い方

タイトルに入れておいてアレなんですが、 基本文法から学ぶ英語リーディング教本の使い方なんか、アレですよ。


①読む!


②全問スラスラ答えられるようになる!


③以上!



ハッキリ言って、この参考書に使い方があるとしたら、これだけです。

ぼく

世の中の学習者は、放っておくとワケわかんねえ勉強をするので、「使い方に迷う参考書じゃない」ってのも、それだけで個人的にポイントがメチャクチャ高いんですよね。。。。!


基本文法から学ぶ 英語リーディング教本(黄色リー教)のアレなトコロ

ここまで超絶べた褒めをしてきましたが、 基本文法から学ぶ英語リーディング教本には「アレなトコロ」も大いにあります。


両論併記がモットーなので、それもしっかり書いておきましょう。

アレなトコロ①説明が詳しすぎる。


「さっき説明が詳しいのがいいところだって言ったやんけ!」って感じですよね。


そうなんですよ、そこが諸刃の剣になっていて、 基本文法から学ぶ英語リーディング教本はマジで説明が詳しいんですが、詳しすぎて文量が大変なことになっています。


結果として、字がちいせえし、見た瞬間活字だらけで「ウワッ」てなるような逸品に仕上がっております。。。。
(これはもう実物見てくださいって感じ。。。)


冗談抜きで割と深刻な欠点でして、内容としては、英語のできない高校生にマジでマジで読んでもらいたいものに仕上がってるんですが、そのレベルの学生に活字耐性があるとは思えないので、手にとってもそっと本棚に戻すでしょう。。。

ぼく

結果として、「ターゲット層はどこなんだろう...?」という参考書になっちゃってます。。。(大人の学びなおし?指導者向け?意識は高いが勉強法に迷走する高校生?)


アレなトコロ②ちょくちょく薬袋先生のボヤキが入る


これについて述べるには、バックグラウンドとして薬袋先生についての情報を提供する必要があるんですが、マジでかいつまむと


・伊藤和夫先生(受験英語の神と呼ばれた人)との対立をでっち上げられる。


・それで影口叩かれたりなんなりしてる。


みたいな感じで、薬袋先生自身はとてつもなく力のある先生だと思うんですが、あまり順風満帆な予備校講師人生を送っていないようなんですよね。。。


で、ちょくちょく、そのことに関してのボヤキが、コラムとして載ってたり、ときには英文法の説明に混じってたりします。。


俺みたいなオタクからしたら面白いんですが、純粋な学習者からしたら「英文解釈教室についてのボヤキ読まされても。。。」って感じですよね。。。

ぼく

そういうのは、Twitterかブログに載せておけばよかったんじゃないかと、正直そう思っちゃいます。


「神本! 基本文法から学ぶ 英語リーディング教本 使い方」まとめ

①マジで一冊やっときゃゼロから原書レベルに至れる奇跡の本!!


②使い方に迷う必要もない!!


③「で、これは、誰が読むんだろう。。。なんだこのボヤキ。。。」

ぼく

このブログを読みに来てるあなたには、相性いいかもです。やってみてくださいな。。。!


[追記]後だしジャンケンですが、僕の目は節穴でした。。。

はい、『黄リー教』ですが、「誰が読むんだろう。。」という私の予想に反して、SNS上で超絶話題沸騰。このブログでもNo1の人気記事となっています。


執筆当初の私の目は節穴でした。申し訳ございませんm(__)m


あらためて、なんで人気になったのかってのを、同じく今をときめく『英語のハノン』と合わせて分析したので、よろしければお読みくださいm(__)m

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