みなさんはじめまして。
陰glish BLOGです。
どんな人間なのかは
以下のスペックをご覧ください。
[スペック]
・アラサー
・無職
・英検1級/TOEIC990
・元学校教員/元塾講師
・海外経験一切ゼロ。パスポート持ったこともない。
・友達はもちろん少ない。
要するに、英語ができる日陰者です。よろしければ、Twitterもフォローお願いします。
今回は、コピペ自己紹介にある通り、一応独学海外ナシで英検1級に通ってるので、その経験を活かして
・ぼくのかんがえるさいきょうの英検1級1次最短合格勉強法
を語ってみようと思います。
ただ、大前提として、今(※2021年現在)の英検はハッキリ言って欠陥がクソデカい試験なんですよ。具体的に言うと、単語とライティングができれば受かります。
そこの欠陥を全力で突きに行く、決して王道とは言えない勉強法になっています。
ついでに、この記事通りに勉強してくださっても、責任は1mmも負いません。そこは、よろしくお願いします。
Contents
前提英語力:センター試験(not共通テスト)90%↑or準1なら真っ当に受かる
まあ、基礎レベルならほぼほぼ穴がない、って状態ですね。そこまでは行ってるってことは、大前提とさせてくださいな。あと、共通テストじゃなくて総合的に英語力を計っている、「センター」でお願いします。
①語彙を詰め込め!
もうこんなん、どこのブログにも書いてあるんでサラッといくんですが、英検は語彙が命です。
というか、リーディングパートは、最初の語彙25問をキッチリ取り切れば、勝ったも同然です。
なぜかっていうと、「英検は同じ技能の問題であれば、1問当たりの配点は同じ」なので、最初の語彙で勝利すれば、長文で多少やらかしても、それで十二分にカバーできるからです。
ちなみに、たまに「問題ごとに配点が違う」と言っている方もいるんですが、僕の書いた「同一配点」であっているはずです。だって、ソース、公式サイトですもん。。。
僕が嘘ついていたとしたら、それはもう、公式さんの責任なので、そっちを糾弾してください。。。。。。。
ですんで、やるべきことは1つ。とにかく語彙を詰め込みましょう。あまり楽しくないですが、やるしかありません。
使うものは、アプリ「出た単」か、ジャパンタイムズさんの『出る順最短合格』シリーズがイイと思います。
また、受験勉強(など)の際に語彙をあんまりやっていないなら、一級目的だとしても、『準一級』の方から対策することをお勧めします。受験用語彙より、準一語彙の方がややレベルが高く、一級語彙と準一語彙には被りも見られるので。
ちなみに、「パス単」は改訂で謎にメチャクチャ簡単になっちゃったので、非推奨です。。。。
②英作文の基礎を固める
さて、単語が詰め込み終わって、リーディングパートで点が取れるようになったら、英作パートの攻略に入ります。
ここで、一つ再確認しておきたいのですが、ぶっちゃけ、英検は単語と英作だけで一次試験は受かります。
なぜかっていうと、端的に言って配点がバグってるからです。。個人的には早くまともな採点になってほしいです。ただ、繰り返しますが、そのバグを利用するのがこの記事です。お許しください。
というわけで、『英作の基礎』とやらを固めに行くんですが、僕はこれを以下のように定義します。
①中学レベルの英文法が「運用可能」な域まで行っている。
②高校範囲の英文法のうち、特に英作を学ぶ上で間違えやすいポイント(例;時制)を、しっかりと意識的に抑えている。
というわけで、①の対策のために、『瞬間英作文』、②の対策のために『和文英訳教本(文法矯正編)』を使います。
簡単に各書籍を紹介しましょう。
『瞬間英作文』は、私が言及しなくても知っている方が多いとは思いますが、中学英文法を口頭で大量に和文英訳することによって、中学英文法の自動化を狙う参考書です。
また、『和文英訳教本(文法矯正編)』は、英文法全体を、『自然な英文を自分で書けるようになる』という観点で、和文英訳という方法を使いながら総ざらいしていく書籍となります。
どちらの書籍も、「口頭で」一瞬で英文を作れる、というのと、 『和文英訳教本(文法矯正編)』 に関しては、追加で「各ポイントを自分で説明できる」という域を目指して勉強してもらえるといいのかなと思います。(※ある程度このブログを読んでくれている方からは、『ハノン』はどうした?って声が聞こえてきそうですが、『付け焼刃上等』でとにかく英検に受かりたいなら『瞬間英作文』ベースの方が早いと判断しました。)
ここまでで「自分の伝えたいことをある程度は書くことができる。」という域までたどり着くかなと思います。
③『英作文問題完全制覇』のコンテンツブロックをシャドーイングしまくる
ここまでで、『英作文を書くための「文法」はOKだが、「書く内容」と「表現」がまだまだ身についていない』という状態になると思います。
ここで、そこへの対策のために登場するのが『英作文問題完全制覇』です。百聞は一見に如かずなので、どんな本なのか、以下に画像を載せましょう。
はい。見ていただければわかると思うのですが、英検1級の英作文(ついでに面接)で出やすいテーマに関して、「こういうテーマがきたらこんなの書こうね~」ってのを、「コンテンツブロック」という形でまとめ上げた参考書です。
どうやって使うかというと、音源が無料ダウンロードできるので、「コンテンツブロック」を、スラスラとシャドーイングできる域まで潰していきましょう。
加えて、その際に、「この表現は今の俺は使えないなあ....」というものを意識的に覚えてください。
「コンテンツブロック」を丸暗記しようとすると、心がぶち折れるのですが、「シャドーイングできるようにする」+「表現を意識的に覚える」くらいなら、そこまでの負荷ナシにやれると思います。
ここまでで、「英検1級の英作文を書く基礎力」は十分に付くと思います。
また、「コンテンツブロックのシャドーイング」をメインにすることによって、リスニング対策も兼ねることができます。この記事が目指すのは、邪道でもいいから合格すること。
リスニングに関しては、コンテンツブロックのシャドーイングができるようになったら、過去問を何回か解いて形式を知り、そしてもう試験に突っ込んでしまいましょう。
④実際に英作文を書きまくる
そうしたら、実際に英作文を書きまくりましょう。
英検1級の過去問、旺文社の英検対策の本、『完全制覇』についている実践問題、その他もろもろと、『英検1級』の題が付いていて、英作の問題が載っている教材をひたすらしらみつぶしに演習に使い、頻出テーマをとにかく網羅していきます。
ちなみに、書いたものに関しては、添削してくれる人がいるのがベストですが、ここまでたどり着いた方なら、無料文法校正ソフトのGrammarlyを使えば、何とか自力でそれなりに正しいトコロまでもってきてくれるはずです。(※Grammarlyの使い方はググってくださいな。)
さて、なんでこんなことをするかというと、英検1級は、それなりの確率で、『頻出テーマ』が、何のひねりもなく、そのまんま英作文の問題として出題されるからです。
しっかりと対策をしていれば、何回か受ければそのうち『的中』が出て、理論値に近い点数が取れるでしょう。(※ここまで来て『的中が出るか』という運ゲーかよ、って感じですね。ただ、逆説的ですが、ここに書いてある勉強を繰り返せば、純粋に英作文の力がついて、結果、初見テーマでもなんとかなるんじゃないか、とは思います。)
さて、ここまでたどり着けば
・語彙問題高得点
・読解問題はそれなり
・英作文高得点
・リスニングはそれなり
という点数配分で、晴れて『英検1級一次合格』が手に入ると思います。
それでは、まとめに入りましょう。
まとめ
①配点がおかしい試験なので、単語と英作ができりゃ受かる。
②というわけで、単語を詰め込む。
③英作も、まずは基礎固めしたあと、「コンテンツブロック」のシャドーイングで、一級英作に耐えうる表現を詰め込む。これでリスニング対策も兼ねる。
④あとは実際に英作を書きまくり、単語と英作で高得点を取って、逃げ切りで一級一次試験合格。
配点のおかしさへのもっと詳しいボヤキとか、二次対策とかは、以下をご覧くださいな。