みなさんはじめまして。
陰glish BLOGです。
どんな人間なのかは
以下のスペックをご覧ください。
[スペック]
・アラサー
・無職
・英検1級/TOEIC990
・元学校教員/元塾講師
・海外経験一切ゼロ。パスポート持ったこともない。
・友達はもちろん少ない。
要するに、英語ができる日陰者です。よろしければ、Twitterもフォローお願いします。
今回は、英検だろうがTOEICだろうが「どんな試験にも対応できるリスニング勉強法」を書いていきたいと思います。
この勉強法を身に着け、実践すれば、あなたも、僕くらいの聴解力(※英検1級リスニング8割)はラクラクに超えられるはず。
必殺の裏ワザリスニング対策をあなたに提供します!
前置き無しで、さっさと次の段落から本題に移りますね。
Contents
【英検】あらゆる試験に通用するリスニング対策【TOEIC】
大前提:読めるようにする
まずは、「聞けるようにしたい」英語を、読めるようにしましょう。
メチャクチャ当たり前なのですが、第二言語に関しては、「読めないものは聞けない」ということがほとんどです。
語彙を身に着けるとか、英文法や英文解釈の勉強をするだとかで、「スクリプトを見ながらなら理解度99%」という状態にすることが、リスニング対策の第一歩だということを、強く認識しましょうね。
あったり前なんですが、でも、このことを認識してない学習者が多すぎるんですよ。。。
TOEIC400点台なのにリスニングを頑張って演習してたりとか、英検の読解問題、ほぼ塗り絵状態なのに「リスニングができません!!!」と喚いてたりとか。。。。
「まず読めるようにする」このブログをお読みの皆さんは、守ってください。マジで。
【英検】あらゆる試験に通用するリスニング対策【TOEIC】
①発音をある程度身に着ける。
「発音できない音は聞き取れない」という言葉を聞いたことがある人はいるでしょうか。
はい。そこまでではないにしても、「発音の違いを認識していない音は聞き取りにくい」というのは、事実です。
ちょっと難しい話になってしまうんですが、我々はオギャーと生まれた瞬間は、全ての音を聞き取る能力を持っている(とされている)んですよ。第二言語習得論では、 聴覚弁別(Auditory Discrimination)なんて言い方をします。
でも、成長の過程で、残念なことに、「日常で区別されない音の違い」を聞き取る能力を失ってしまうんですよね。。。日本語環境で言うところのRの音とLの音なんかが、最たる例ですね。
話を戻しまして、リスニング対策をする前に、発音勉強をすることは、失ってしまった聴覚弁別を意識的に取り戻すということに、極めて有益です。
「リスニングをできるようにしたいだけだから発音なんか興味ないんですけど。。。」「TOEICでも英検でも発音ってほとんど関係なくないですか?」みたいな甘いことを言ってないで、おとなしくまず発音から入りましょう。
発音矯正のおすすめは『超低速メソッド』です。付属のビデオでおじさんの顔のドアップを見続けることになりますが。
【英検】あらゆる試験に通用するリスニング対策【TOEIC】
②聞き取れるようにしたい試験の音声をひたすらシャドーイング
「大前提(読めるようにする)」と「①発音」ができるようになったら、「聞けるようにしたい音源(スクリプト付き)」を準備します。
まあ、英検とかTOEICとかならフツーに過去問集とか公式問題集とかでいいでしょう。
そしたら
①音源を聞く。
②何言ってんのか分からないところはスクリプトを読んで、音と文字を結びつける。
③音源に合わせて音読する。
④ ①~③を繰り返し、シャドーイング可能な域にまで、各音源をやりこんでいく。
と勉強していきます。
理屈はシンプルで、英検もTOEICも、試験本番と類似した音源が楽勝で手に入るわけじゃないですか。
それらが「シャドーイングできるレベル」まで仕上がっているのに、本番の試験では全く聞けないなんてことがありますか?
たぶんないでしょう。
だから、その域(目標音声をシャドーイングできる域)を目指す。シンプルですよね?
【英検】あらゆる試験に通用するリスニング対策【TOEIC】
※以下、最も伝えたいこと※
このパターン、TOEICの記事(※以下参照)に続いて2回目なんですが、以上、我ながら「超王道」なことを書いていると思います。
はい。巷の、同じようなことばっか書いている、コピペかと見まごうような英語ブログや英語アカウントを見てると、大体以下のようなことがどこにでも書かれています。
・TOEICリスニング
は先読みが肝!!
Part1のDirectionの間に
Part3,4の
先読みと
図のチェックを行え!
・英検リスニングは
リーディングの
大問を1つ
潰してでも
先読みを行え!
いや、試験直前に最後の詰めをするためにやるならいいけどさ、それって、「解法研究」であって、「リスニング対策」じゃなくない?
いや、最近の中高生、ついでに、(学習途上の)英語界隈の人々を見ていて思うんですよ。
「解法研究」ばっかやってて、純粋に英語の聞き取り能力を上げに行くという、「リスニング対策」をしている人、あまりに少なくないですか?
確認させてください。
TOEICリスニングでほぼ満点取れる人が、英検一級リスニング初見(初聴?)で、爆死しますか?
英検一級リスニングでまともな点を取れる人が、TOEICリスニングで爆死しますか?
たぶん答えはNOですよね。そして、こういう連中が何を持っているかと考えると、それは、「純然たるリスニング力」ですよね?
解法研究大いに結構。ただ、それにかまけるばかり、リスニング力そのものを上げることを蔑ろにするな。そのための勉強をしろ。それこそが、真の実力に繋がる。
そんな説教じみた主張をしたところで、まとめに入ります。
【英検】あらゆる試験に通用するリスニング対策【TOEIC】
まとめ
①まず読めるようにしろ。
②発音やれ。
③シャドーイング
できるようにしろ。
④解法研究は
最後の仕上げとしてやれ
それにかまけて
リスニング力向上を
怠るな。
王道は、王道である理由があるからこそ、王道なんですよ。。。。(小泉〇次郎言語)
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