※YouTubeから来た方へ
「英検ライティングテンプレ」のためだけにひとつ記事を作るのがめんどくさかったので、こちらの最下段に記載します!
みなさんはじめまして。
陰glish BLOGです。
どんな人間なのかは
以下のスペックをご覧ください。
[スペック]
・アラサー
・無職
・英検1級/TOEIC990
・元学校教員/元塾講師
・海外経験一切ゼロ。パスポート持ったこともない。
・友達はもちろん少ない。
要するに、英語ができる日陰者です。よろしければ、Twitterもフォローお願いします。
今回は、CSEスコアによる採点がはじまってもう数年経つ英検なんですが、「いかにその実情が狂っているか」書いていこうと思います。よろしくお願いします。
改善を、切に望みます。。。!
注:この記事は、執筆当時(2021/11/06)の状況に基づいて書かれています。情報の最新性を保証するものはございませんので、ご注意ください。)
Contents
そもそもCSEスコアってなんぞや?
さて、そもそもCSEスコアって何やねんってところからスタートしないと始まらないので、公式ホームページより様々拝借していきましょう。
太字が「おかしさ」を指摘するのに大切なポイントなので、注目しといてもらえると嬉しいです。
(ホントはもっといろいろ書いてあるんですが、「おかしさ」を指摘するために必要なところを抜粋しています。もっと詳しく知りたい人は公式ホームページに飛んでね。)
「英検CSEスコア」は、ユニバーサルなスコア尺度CSEを英検の各級で表記したものです。
英検CSEスコアを参照することで、自分の今の英語力や伸長度が一目でわかり、英検級のステップアップはもちろんのこと、生涯学習にも最適な指標となっています。国際標準規格CEFRにも対応し、英語の4技能(リーディング、リスニング、スピーキング、ライティング)のスコアとトータルスコアが表示されます。
( https://www.eiken.or.jp/cse/ より引用(2021/11/04) )
技能ごとに問題数は異なりますが、問題数に関係なく、各技能にスコアを均等に配分しています。
したがって、技能ごとに1問あたりのスコアへの影響は異なります。
ただし、同じ技能の問題であれば、どの問題で正解してもスコアへの影響は同じです。
各級の技能ごとの満点スコア
1級:850点
準1級:750点
2級:650点
準2級:600点
3級:550点
4級:500点
5級:425点
( https://www.eiken.or.jp/eiken/exam/eiken-cse_admission.html より引用(2021/11/04) )
まあ、はえ~って感じですね。
さて、これのどこがおかしいのか、次の段落から説明していきましょう。
英検配点・採点(結果)ここがおかしい
①: CSEスコアそのもの
「え、別にいいじゃん?」って感じですよね。僕も、CSEスコアの理念には賛成ですよ。
ただ、こと英検に関しては、これのせいで「おかしい」合格が多数発生してるんですよね。。。。
どういうことかっていうと、CSEスコアの付き方が明らかにおかしいんですよ。
今まで見てきた生徒のスコアシートを貼るわけにもいかないので、他ブログから引用させていただくんですが
こちらの方、Reading37%なのに、485点/650点満点を貰って、無事合格してるんですよね。。。。
そうなんですよ、CSEスコア制になってから、爆死にしか思えないような素点を取ってしまっても、謎にソコソコ点数が貰えて、それによって合格!!っていう事態が「毎回」起きています。
いや、「たまに」起きるなら、難問だったから統計的補正で....って言い訳も効くと思うんですが、「毎回」なんですよね。
結果として、リーディングとリスニングのどっちかを捨てても受かる、「4技能試験」とは言えない何かに仕上がっています。。。
(ちなみにライティングはは爆死するとしっかり点数引かれます。何故?)
この段落のポイント!
CSEスコアが導入されてから、爆死に優しすぎる採点に。。。
②「同じ技能の問題のどの問題で正解してもスコアへの影響は同じ」
はい、これはもうシンプルにおかしいですよね。
なんで難しい長文問題と単語1個選ぶだけの問題が同じやねんっていう。。
これのせいで、長文を捨てて、単語をひたすら詰め込むとかいう原始的勉強法でも、リーディングセクションがまあまあ取れるという事態が起きています。。。
この段落のポイント!
リーディングセクションが
タダの単語ゲー
③「各技能にスコアを均等に配分しています」
いやこれも、理念的には、僕は賛成なんですよ。4技能試験なんですから、どの技能も均等な配点であるべき、間違いないです。
ただ、その1で述べた「リーディングやリスニングで爆死してもソコソコ点が貰える」ってのと
もうひとつ、ライティングはミスが無ければ満点だって狙えるっていう事実が組み合わさると
(※テンプレ何個も準備して、それがそのまま書けるお題が来たら勝利確定なので。。。)
リーディング34%!
リスニング32%!
ライティング100%!CSEスコア、650/650!
英検2級一次試験、合格!
冗談抜きで、こういう合格がマジで可能になっているんですよね。。。
このせいで、準一級までの試験は、はっきり言って「満点取れりゃ一次試験はライティングだけで受かる」と言っても過言じゃないくらいの、バグ試験と化しています。。。
ちなみに1級もだったり。。。。
この段落のポイント!
ライティングゲーと化した英検!
この記事のまとめ!
①なぜか爆死でもソコソコ点が貰えるCSEスコア!
②単語ゲー状態なリーディングセクション!
③ライティングゲーと化した英検!
このままだと、ちゃんと英検1級取った意味がマジでないんで、さっさと改善してください。英検協会さん。。。
おまけ:英検2級,準1級ライティングテンプレ
以下、「ワタシがこの目で高得点取れてるのを確認した」テンプレです。
2級用
I think that [TOPICの英文の使いまわしをSV…で書く].
I have two reasons to support my opinion.
The first reason is that SV…
The second reason is that SV…
For these two reasons I mentioned above, [TOPICの英文の使いまわし]
◎2級であれば、こんくらい露骨に文字稼ぎしても満点が実際に取れているケースを確認済み。
◎TOPICの英文に関して
→イントロダクションと結論で全く同じものを書いても「2級においては」
満点取れているのを確認済み。
→"SV..."の形で書くために多少の書きかえが必要な場合があることは注意。
準1級用
◎「実際に受験者が高得点を取れている」というのを「ワタシのこの目で」「仮面浪人さん」が紹介するテンプレにおいて確認しています。
流石にわが物面してそれをそのまま書き写すのは気が引けるので以下の動画をご覧くださいm(__)m