みなさんはじめまして。
陰glish BLOGです。
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[スペック]
・アラサー
・無職
・英検1級/TOEIC990
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・海外経験一切ゼロ。パスポート持ったこともない。
・友達はもちろん少ない。
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さて、342342年ぶりの更新になってしまいました。ちょっとイロイロ大変だったってのが原因です。失礼いたしました。
まあ、俺の身の上の話してもしゃあないんで、さっさと本題いきましょう。
今日は、今更感溢れるコッテコテのテーマなのですが、あえて『英文読解入門 基本はここだ!』をレビューしていきたいなと思います。
というのも、最近思うのが、「普通の高校生が単語帳以外になんか1冊目の参考書をやるなら、結局これが一番いいんじゃね?」ってことなんですよ。
なんでそう思うのか、詳しくレビューしていきたいと思います。よろしくお願いいたします。
Contents
『基本はここだ』って、どんな本なん?
結論ファーストで行きましょう。
受験英語における「基本の考え方」を、中学英語がソコソコ分かってる人間ならわかるように、徹底的にまとめ上げた参考書です。
以上です!お疲れ様でした!この記事がいいなと思ったら、TwitterでのRTをよろしくお願いいたします!
はい、さすがにこれで閉じるのは、ちょっとブランクがあるにしても、ロッテに復帰(?)したロバート・ローズ以上に酷い有様ですね。(なんのこっちゃって若い方は、「ロバートローズ」でググってください。)
次の段落から、何がいいのかを説明していきます。よろしくお願いいたします
『基本はここだ』の良いトコロ①:必要十分の「基本」が網羅されている。
はい。マジでこれです。
英語をやる上で、絶対に知っておかなければいけない考え方が、しっかり網羅されています。
こっからは私見が入るのですが、私個人の見解として、英文法は
①「英文の骨格を成り立たせる文法(例:品詞、文型、句や節の概念)」<以下、「骨格英文法」>
②「表現を豊かにするための文法(例:時制や冠詞の細かい使い分け)」<以下、「ニュアンス英文法」>
の二種類があり、初学者に関しては、将来的には②が絶対に必要だとしても、まずは①を徹底的に身に着けるべきだと思っています。
具体例を挙げてみると、そもそも正しい場所にVを置けないのに、Vのニュアンス(※時制のことです)を勉強してもしゃあないっすから。。。。
んで、『基本はここだ』は、僕の思う「骨格英文法」が、バッシリガッチリ網羅されてるんすよね。これが「今更ながら『基本はここだ!』って良くない?」って思った、最大の理由の1つです。
ただ、「骨格英文法」が網羅されている参考書自体は無限にあります。その中で『基本はここだ!』が特筆すべき出来な理由はなんやねん?ってことを、次段落で述べましょう。
『基本はここだ』の良いトコロ②:クッソ薄い
はい、これはもう、実物を手に取ってみてください。
『基本はここだ』って、物理的な意味で、クッッッソ薄いんですよ。
参考書なんてものは、薄けりゃ薄いほどいいです(黄リー教みたいな特異な存在はさておき)。何故かって、やり切れる確率や、回しやすさに直結しますからね。
ただ、内容が薄いかっていうとそんなことはなく、「骨格英文法」はかなり網羅されています。
「物理的に薄い癖に、内容は濃い」っていう、そんな理想の出来に仕上がっている、そんな参考書です!
西先生は、身に着けたい力に絶対に必要であるエッセンスだけぶっこ抜いて、簡潔にまとめあげるのが抜群にうまいです。マジで。
『基本はここだ』の良いトコロ③:全編に渡る動画解説がある
ただ、『基本はここだ』の今までの難点として「解説はまあまあ詳しいけど、「まあまあ詳しい」ってくらいで、そこまでメチャクチャ親切なわけではない」ってのがあったんですよね。
中学英語上がりとかだとちょっとしんどいかなくらいのノリです。
ただ、それが23423423412%解決される出来事がありまして、何かっていいますと
西先生の全編動画解説です!
代〇ミやら〇進やらで受けようと思ったら、ハチャメチャな価格がかかっていたであろう量の動画講義が、無料で受けられます。
これによって、「解説がちょっと足りないかなあ」ってところが完全カンペキオールクリアです。ホント。
いやあ、時代ですね。。。。この動画講義があるおかげで、なんだかんだで『基本はここだ』が、「ナンバーワン入門本」に返り咲いたと、そう思います。
『基本はここだ』、レベル&使い方
なんかググると「1冊目だよ!レベルも到達点も高くないよ!」みたいな書き込みが目立つんですが、ぶっちゃけ到達点はまあまあ高いと思います。
ホントにちゃんと「本に書いてある説明が自分で再現出来て、他の英文を読むときにも書いてある通りの思考回路が使いこなせる」レベルまで徹底的にやりこめば、この1冊(+語彙&多読)で共通テストくらいなら読めるんじゃないですか?
というわけで、「使い方」は、上に書いた通りです。
テキトーに流し読みしないで、「西先生の思考が自分で授業できる」っていうくらいに、やりこんでいきましょう。
ついでに、このレベルがテキトーだから伸び悩んでいる若者が多すぎる気がしてならない、ってボヤキを書いておきます。。。。
『基本はここだ』まとめ!
①物理的に薄いくせに
「英語の骨格のための英文法」が
相当網羅されている!
②西先生の動画解説により
最も解説が充実した
基礎の参考書に!
③到達点も決して低くない!
完璧にすれば
共通テストくらいなら
読める!
『基本はここだ』という参考書の存在が、学習者と教育者の両方に見直されることにより、英語教育自体が変わるかもしれない、そう思います。