みなさんはじめまして。
陰glish BLOGです。
どんな人間なのかは
以下のスペックをご覧ください。
[スペック]
・アラサー
・無職
・英検1級/TOEIC990
・元学校教員/元塾講師
・海外経験一切ゼロ。パスポート持ったこともない。
・友達はもちろん少ない。
要するに、英語ができる日陰者です。よろしければ、Twitterもフォローお願いします。
さて、最近YouTuberと課している陰glish氏なのですが、お陰様でそれなりの盛況を見せております。
で、いろいろサマザマ質問も飛んでくると。
イチオウ、チャンネル登録者数が342132421242人になって、コメントが3223件になる、みたいな希望的観測が果たされて、物理的に不可能になるまでは、しっかり答えてあげたい気持ちです。
ただね、失礼ながら、申し訳ないながら、こう思うことが多いんですよね。。
その質問、答えようがないです。。。。。。。。
というわけで、ワタシが質問に答えやすい環境を作りたいってのもそうなんですが、それ以上に、せっかくワタシに質問するからには、いい情報を引き出してほしいので、「上手な質問の仕方」について一筆記してみようと思った次第です。
ちなみに「英語の内容」に関しての質問というよりは、「勉強法」「教材」についての質問を想定しています。
それでは、どうぞ、よろしくお願いいたしマス。
Contents
逆に質問を飛ばしてみる
具体例から一般化ってのが、分かりやすい話の流れであると思います。
というわけで、皆さま、以下の質問について考えてみてください。
突然ですが「ワタシが共通テスト英語で8割を取るために必要な勉強」って、何ですか?
答えは、次の段落に記しましょう。
質問への答え&ケッキョク言いたいコト
まあ答えは「マークミスしないように気を付ける」「利き腕の骨折に気を付ける」あたりでしょうか?
そうですよね。
イチオウ英検1級。共テR試行調査サンプル問題は100点突破の「ワタシが必要な」勉強法ですもん。
「無事に試験を受けきる」以上のことは、一切合切、何もないって、それだけです。
もちろん、「5月にベネッセ模試偏差値41の高校3年生」が同じ質問を飛ばしたら、全く違う回答が必要になるのは、自明なはず。
以上の事実を、一般化してまとめましょう。
質問ってのは、どんな状況に置かれた、どんな学力の、誰がするかで、それに対してすべき回答というのは、サッパリと変わっていくってハナシです。
当たり前のことを書いているだけなんですが、当たり前のことが最も大切なので、当たり前のことを強調したいのです。。。
というわけで、「上手に質問」するためには
「大学受験生」を想定します。適宜読み替えてくださいな。
以下くらいの情報を先に頂けると、ワタシも、ワタシじゃないサマザマな指導者さんも、答えやすいし、それ以上に、質問者様も有益な情報が得られやすいんじゃないかなあ、と思います。
①今の能力・得意不得意
偏差値70なのか、偏差値30なのか。
そして、今は偏差値30だったとしても
中3や高1の時に苦手意識はあったのかどうか。
模試データがない場合は「通ってる高校の入試偏差値とそこでの校内順位」なんかでも、質問に答える側としては一つの指標になります。
②残された時間
今、何年生なのか。また、試験当日はいつなのか。
1年あるのと、2か月しかないのとでは、やるべきことってのは、当然変わってきますよね。
③今までやってきた教材/今持っている教材
合わせて「今、自分はどんな勉強をしているのか」も
知りたいですね
教材情報は便利でして、「新しい教材を極力増やしたくない」ってのもそうなんですが
「こういう教材をやっているはずなのに、そういう課題を抱えているのはおかしい」とか
「ああいう教材が抜けているってことは、そういう課題を抱えているはず」みたいな思考にもつかえるんですよ。
④目的
・その資格を何のために取りたいのか
・どういう課題を克服したくて今ワタシに質問してるのか
などなど、ありったけの目的意識
たとえば英検に関しては「英検だけで受験英語を終わらせるのかそうじゃないのか」で全然違いますし
そうじゃなくても、とにかくありったけの目的意識をぶつけてもらえると、それに合わせて答えやすいですよね
⑤その他
ここに書いていないようなことでも「これを書いたら自分の状況が分かりやすいかな?」と思ったことは、とりあえず全部書いておくといいと「ワタシは」思います。
字数が多くなっちゃったとしても別にいいです。
だって、情報不足が故に、質問&回答ラリーが5往復続くのとか、質問者の意図とまったく違う回答をしちゃうのとかよりは、なんぼかマシなので。。。。。
もう一個釘刺し:「情報の奴隷」になるな
以上で本題は終わりなのですが、もう一つ。
情報化社会の大海に溺れてしまって、自らがどの情報に頼ればいいのかわからなくなってしまう人間。
言い換えると、「勉強法や教材の質問や、情報収集ばっかりしていて、肝心の勉強をしてない」方を、最近、少なくない数見る気がします。
勝手な造語なのですが、ワタシは、そういう方々のことを「情報の奴隷」と呼んでいます。
英語だけじゃなく、あらゆる物事に関して、実際に能力が向上するのは、「自分の」手を動かしている時間、「自分の」頭を動かしている時間なハズ。
どうか、このブログをご覧のミナサマが、「情報の奴隷」にならないことを、祈ります。
質問は大切です。でも、そればっかじゃダメ。手を、頭を、口を動かしましょう。