みなさんはじめまして。
陰glish BLOGです。
どんな人間なのかは
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[スペック]
・アラサー
・無職
・英検1級/TOEIC990
・元学校教員/元塾講師
・海外経験一切ゼロ。パスポート持ったこともない。
・友達はもちろん少ない。
要するに、英語ができる日陰者です。よろしければ、Twitterもフォローお願いします。
さて、いきなりなんですが、シリーズものとして、「陰キャ流英文法解説」をやってみようと思います。
(タグ「 陰キャ流英文法解説 」で追えるようにしとくので、追ってみてね。)
どういうシリーズかというと
①英文法を「身につく形」で
②学校英文法にソコソコ正確に
③かつ、面白く
説明していくシリーズになっていく予定です。
ソコソコわかりやすく書ける自信があるので、「この文法項目、何???」って方は、ぜひ読んでみてくださいな。
(ちなみにこいつら、教育目的なら著作権フリーってことにしとくので、教育者の方々は自由にコピペして使ってね(^_-)-☆ )
ちなみに、このシリーズで示す形こそが、「俺の理想の英文法書」のレイアウトです。どなたか、丸パクリでもいいので、出版してください。。。。!
連鎖関係代名詞:実例
とりあえず、実例から行きましょう。こういうやつです。
The man I thought was honest deceived us.
(私が正直だと思っていた男が、私たちを裏切った。)
うん、なんかよくわかんないけど、thoughtとwasが並んでて気持ち悪いですね??
どういう原理でこうなってんのかってのを通して、そもそも連鎖関係代名詞って何かってのを、解説していきましょう。
連鎖関係代名詞:解説
前提学力
①関係代名詞が何なのかは知ってる。
②五文型と基本四品詞, 接続詞thatあたりの文法もOK
解説①まず、こんな感じの2文があります。
(1) The man deceived us. (その男は私たちを騙した。)
[※何かしらのテキトーな英文]
(2) I thought he was honest. (私は彼を正直だと思っていた。)
[※接続詞thatが省略されて、見た目が”S1V1S2V2...”の形になってる英文。
S2...の方の節に、(1)の英文に出てくる人やモノがあることがポイント。]
解説②「関係代名詞」って名前なんですから、「(1)と(2)の文中で、関係性のある名詞&代名詞」を探しましょう。
...the manとheですね。
じゃあ、heを関係代名詞whoに変えて前に出すことによって、(2)を形容詞節に変えてみましょう。
これを(2')とします。
(1) The man deceived us. (その男は私たちを騙した。)
(2') who I thought ○ was honest ([どんな?]私が正直だと思っていた)
(○=heがあった場所)
解説③関係代名詞節は、修飾される名詞の直後に置くのがフツーなので、(2')をthe manの直後に置きます。
上の操作で出来上がる英文を、(3)としましょう。
(3)The man who I thought was honest deceived me. ( 私が正直だと思っていた男が、私たちを裏切った。 )
これで、thoughtとwasが連続する、キモイ英文が無事完成です。
このように、S1V1S2V2...の、 S2V2... の名詞が、関係代名詞に代わって前に出てきちゃったせいで、見た目としてはすごいキモイ形になることがあります。このような現象のことを、連鎖関係代名詞と言います。
なお、とくに、S2が省略されると、(3)の英文において、thoughtとwasが並んでいるように、動詞2連続のとてもキモイ形になります。
さて、ここまでで、英文としては完成です。
(3)The man who I thought was honest deceived me.
解説④ただ、連鎖関係代名詞は、主格でも省略できる謎のルールがあるので、(3)のwhoを省略してみましょう。
(4)The man I thought was honest deceived me.
もっと気持ち悪くなりましたね。これで、 [連鎖関係代名詞:実例]のところで提示した英文が完成します。
(ちなみに、無言で接続詞thatを省略していましたが、接続詞thatは、連鎖関係代名詞の英文では省略されます。)
連鎖関係代名詞を身に着けろ!
ここまでだったら、フツーに英文法を解説するだけの記事なのですが、ここまでじゃ「わかる」だけで、「できる」ようにならないんですよ。
せっかくなので現行の「わかりやすいだけのありふれた英文法解説」に逆張りして、「身に着けさせて、できるようにする」ことを、「陰キャ流英文法解説」シリーズではやっていきたいです。
「できる」ようにするための、以下の一問一答に答えていってください!
[文法一問一答]制限時間20秒
①連鎖関係代名詞が使われた英文、そのキモイ特徴は?
②連鎖関係代名詞の成り立ちを、The man deceived us.とI thought he was honest.の2文を元に、3ステップで解説して?
③The man deceived us.とI thought he was honest.を関係代名詞を使って1文にして。
ただし関係代名詞は省略すること。
④She is the person.とI thought she was a doctor. を関係代名詞を使って1文にして。
ただし関係代名詞は省略すること。
⑤「私が親切だと思っていたあの男は、親切ではない。」を
1.thinkを第五文型で
2.関係代名詞whomを省略せずに
英文にして。
[文法一問一答] 答え
もし純粋に「連鎖関係代名詞」を身に着けようとしてこの記事を読んでいるなら、「文法一問一答」は絶対飛ばしちゃダメですよ!!!!!
① S1V1S2V2...の、 S2V2... の名詞が、関係代名詞に代わって前に出てきちゃったせいで、見た目としてすごいキモイ形になること。
とくに S2が省略されると、 動詞2連続のとてもキモイ形になる
②[連鎖関係代名詞:解説]を参考。そこの流れが再現できればOK。主格の関係代名詞も省略できることと、接続詞that省略も言及すること。
③The man I thought was honest deceived me.
④She is the person I thought was a doctor.
⑤The man whom I thought kind is not kind.
以上、「連鎖関係代名詞」を身に着けるための、陰キャ流英文法解説でした。参考にしてくださいね(^_-)-☆