みなさんはじめまして。
陰glish BLOGです。
どんな人間なのかは
以下のスペックをご覧ください。
[スペック]
・アラサー
・無職
・英検1級/TOEIC990
・元学校教員/元塾講師
・海外経験一切ゼロ。パスポート持ったこともない。
・友達はもちろん少ない。
要するに、英語ができる日陰者です。よろしければ、Twitterもフォローお願いします。
さて、今回は、日本における英語資格試験に関して、英検と二大巨頭になっているTOEICに関して(※こと就活に関してはTOEICの一人勝ち状態になってますね)
なんでこんなにも人気になっているのか、分析をしていこうと思います。よろしくお願いします。
僕の独断と偏見なので、なんか違くない?と思っても怒らんといてくださいね。
TOEICが人気な理由①:人気だから
何を言ってるんだこいつは???という感じですね。まだ閉じないで読んであげてください。
僕は実際これが一番大きいと思ってまして、どういうことかってのを具体例を挙げて説明すると、👇こういうことです。
・英単語帳、みんなターゲットとかシス単とか使ってるから、それにしよう!
・文法問題集、みんなネクステ使ってるから、それにしよう!
・私立文系受験、クラスのみんながMARCHを目指しているから、とりあえず私もそこを目指そう!
・英語資格試験、みんなTOEICだから、それにしよう!
はい、絶対にこの手の力学が働いていると思います。
人間、他の人が使ってるものって安心感があるじゃないですか。長い物には巻かれろ精神ですね。誰もが持っていて自然な考えだと思います。
さらに言っちゃうと、誰も使ってないものを探し出して、それでやっていくと決めるのは、心理的決断コストがめちゃくちゃかかりますし。。
だから、すでに人気なTOEICに人が集まり、さらに人気が強化されていくんですね。
同じ力学は、就活における英語資格がTOEIC一強な理由も、証明できると思います。『企業AがTOEIC、企業BもTOEIC、、、じゃあ、俺らもTOEICで評価しとこう。』
こんなノリで、TOEICが就活市場でも一強となっていってるんだと、俺は予想します。ぶっちゃけTOEFLとかの方が「英語力」を測るのであれば、よっぽどいい試験だと思うんですが、企業があえてTOEICじゃなくてTOEFLを採用案件なんかにしちゃったら、就活生の反応、「え、TOEFLなんか受けてないんだけど...ってそれだけになってしまいますしね。
とりあえず「すでに人気なもの、つまり、『他の人や企業』に合わせて当たり障りのない選択肢がTOEICである」というのは、非常に強いんですよ。このことが、TOEIC人気の再生産に繋がっていると、そう思います。
この段落のポイント:「みんなやってるから」は実際強い。
TOEICが人気な理由②開催頻度
まあこれは、みんながうなずくと思います。毎月ありますからね、こまめに受けられる。
それによって、シンプルに受けやすいってのもそうなんですが、納得いかない結果だった時のリベンジが滅茶苦茶しやすいんですよ。
例えば795点なら、就活で一目置かれるために、絶対800を目指してもう一回受けるし、もう一回受けて875点だったら、もう一段階900を目指してやりたくなるじゃないですか。
ある意味では「射幸心」を煽っているとも言えると思います。射幸心って何かって言いますと、UFOキャッチャーとかソシャゲのガチャとかを「当たるまで止めたくなくなる」という心理です。
TOEIC、さすがにソシャゲのガチャほど連打できるわけではないですが、それでも開催頻度がめちゃくちゃ多いおかげで、良い感じに「当たるまで」=「高得点を」得るまで連打して受験できちゃうんですよね。。。。
こんな感じで、様々な力学をもって為される、開催頻度を活かしてのリベンジ受験連打が、TOEIC人気を圧倒的に支えていると、そう思います。
この段落のポイント:「あと何点欲しい....もう一回受けよう!」を可能とする開催頻度
TOEICが人気な理由③細かいスコア&無限に出ている対策本
TOEICを受けると、「アビメ」と呼ばれる、細かいスコアシートが貰えます。これを見ると、自分がどの分野で点数を落としているか一目瞭然なんですよね。
ここが何パーセントだから文法が弱いとか、そこが何パーセントだからリスニングの特にこの分野が弱いってのとかが、一発で分かるようになっています。
つまり、そこを克服すれば点数が上がるってことは明白なわけで、このことが、開催頻度と合わせて、リベンジ受験に繋がっているんじゃないかなと思います。
しかも、それで実際に点数が上がると、「努力は報われる」って成功体験になるわけで、なんならもっともっと受けたくなりますよね。
ゲームとかに例えるとわかりやすいかなと思うんですが、ボスキャラ相手に負けちゃったとするじゃないですか。
したら、レベルを上げたり、戦術を練ったりしたうえでリベンジすることになると思うんですけど、それで勝利した時の達成感って半端ないですし、だからこそドラクエみたいなコテコテのRPGって今でも人気なんですよね。
まさに、TOEIC受験は、自分という主人公のレベル上げをしたうえで、対策を練って、TOEICというボスに挑むという、一種のゲーム感覚を人々に与えているのではないかな、と思います。
さらにさらになんですが、TOEIC対策本は、その人気がゆえに腐るほどあるので、対策自体もしやすいじゃないですか。
なにをやったらいいのか、ということに悩まずに、ドラクエだったらはぐれメタルを倒せばポンポンレベルが上がって気持ちいいってのと同じ感覚で、対策そのものも可能なんですよね(ドラクエの例え、???だったらすみません。)
そりゃ、TOEICerとか呼ばれるリピーターも、大量に発生するわけですね。。。!
この段落のポイント:スコアシートから何を対策すればいいのか一目瞭然&実際に対策もしやすい。
TOEICが人気な理由:まとめ!
1.人気が人気を呼んでいるから
2.いい感じの開催頻度
3.充実のスコアシート、からの対策の立てやすさ